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重要度の高い順にA〜Cの3段階評価を示した。
Cは最も重要度が低い。ただし新海域や新交易品の追加で評価が変わる可能性がある。
※錬金術・南蛮貿易に関する修正と追記を行いました。

要点

  • 序盤の生産スキルには調理がオススメである。
  • 保管は必須スキルである。
  • 宝石・香料の取引スキルは取って損は無い。
  • 調理スキルがある場合は香辛料取引もオススメである。

生産スキル

商人メインでプレイするつもりなら、最低一つは生産スキルが欲しい。
基本的にどのスキルもそれなりに使えるため、ハズレは無いと考えて良いだろう。

調理:A

ポルトガルでスタートした場合、序盤から楽に鍛えることが出来る。
また、生産品の料理はあらゆる局面で必要なために需要が高く、バザーで良く売れる。
ただし、料理は品目によって人気と不人気の落差が激しい。
香辛料取引スキルと組み合わせて、神秘の香辛料生産が可能である。
また、生産やバザールなどで入手できる「神秘の香辛料」を使うことによって、
一時的に調理スキルランクを+5ブーストすることが可能である。
これにより、例えば、R5から必要R10の「魚介ピッツァ」を首都隣港であるオポルトで作成することができる。

工芸:B

ポルトガルでスタートした場合、マディラの交易品を利用して序盤から一気に鍛えることが出来る。
工芸スキルのみではあまり稼げる局面は無いが、他のスキルと組み合わせることで、多種のアイテム生産が可能になる。
また、生産可能な交易品のカテゴリーが多いため、暴落調整に便利である。香料交易と相性が良い。
インドやケープから帰るときに小麦からビールを作り水に転用すれば、交易品をより多く積み込める。

鋳造:B(序盤ならC)

ポルトガルでスタートした場合、支援無しで序盤から鍛えるのは困難である。他の生産スキルを一つ極めてから取得するくらいが良いだろう。
鋳造で作られる船装備はリスボンのバザーで人気が高い。

縫製:A

インドの領地ゴアやオスロを利用することで楽に鍛えることが出来る。
高ランクになると、高額で売却できる多種の名産織物を生産できるため、インド方面の生糸を利用した生産活動で経験値と金を稼ぐことが可能である。
また、生産された織物は暴落調整にも使える。
オスロで修行を始めた場合は、綿生地が作れるR5になったらPKを避けつつアルギンから羊毛、綿花を売っている港に寄りディブを目指すという選択肢もある。

保管:A

生産物には魅力が無いものの、危険海域で交易する商人には必須である。
海賊の収奪の軽減、嵐の荷崩れの確率低下、装備していない衣服等の航海中の耐久度減少軽減など、持っていて損になる要素は何も無い。
釣りと組み合わせて、早々にランク10以上に上げてしまおう。
また、低ランクの考古学地図などから手に入るアイテム『強欲商人の鉄鎖』により
一時的に保管スキルランクを+5ブーストすることが可能である。
これにより、たとえばR3からでもマグロさばきが可能になり、後からでもスキル上げは比較的やりやすい。

言語学:C

冒険者向きのスキルだが、一部の地図や冒険クエストは交易と組み合わせることもできるため
交易と無縁のスキルではない。
主な生産材料のうち、洋書はリスボンで買えるものの、紙は他国の領地でしか売られていないため
ポルトガルのプレイヤーが使うにはやや不便なスキルである。
生産物のメモや辞書を買うか、自作するかはプレイスタイル次第だろう。
ちなみに、辞書は出回っている量が少ないため、意外な高値で売れることもある。

錬金術:C

スキルの取得には高ランクの冒険クエストクリアが前提になるので、
初心者がいきなり取ることはないと思われる。
他の生産スキルと異なり、原材料が一部の国の領地でしか売られていなかったり
稀少なアイテムだったりするため、まず材料集めに悩まされることになる。
生産物はさらに貴重である。そのため、バザールにおけるアイテムの需要や
市場価格についてきちんと情報収集を行えば
大きな利益を上げられる可能性がある。
上級者向けのスキル。

取引スキル(交易向き)

あえて重要度の低いスキルも取り上げている。
気がついたらR3くらいで止まっていたような取引スキルはまず不要なので、忘却しても差し支えは無い。
ポルトガルの場合、交易向きの取引スキルの大半がインド到達以後に習得可能になる。
序盤は生産向きの取引スキルを優先し、インド到達時にスキル枠を1〜3くらい確保しておくと良い。

宝石取引:A

単価の高い交易品が多く、遠距離交易と近距離交易両方で使える。
前提条件をクリアして取得するよりも、宝石商の転職クエを紹介してもらった方が速い。
インド・アフリカで交易するならぜひ取得しておきたい。
東西アフリカ・ペルシャ方面で取引スキルを鍛えられる。

香料取引:A

ゴアのジャスミンを用いた香料交易は、中距離交易であるためとても楽であり、万人向けである。
また、ブーストアイテムが多いので序盤からスキルの効果を実感できる。
マディラで前提条件となる酒類取引を上げることができることと、非優遇でもR4くらいまでソロで楽に上げられることから、
軍人や冒険者が優遇スキルの熟練度を無駄にせずに交易を始めることができる。
一部の名産品は南蛮貿易で有利な取引ができるため、最後まで使えるスキルである。

香辛料取引:A

インドのコショウは販売量が多いため、スキルがなくてもコショウ交易は成立する。
ただし、調理と組み合わせると神秘の香辛料や多彩な料理が生産可能になるため、調理持ちならぜひ取得するべきだろう。
また、東南アジア名産の香辛料を購入する時にも必要になる。
取得は香料商人に転職してからでも問題ない。生産を繰り返すうちに自然と鍛えられるスキルである。

染料取引:B

ゴアで販売されている貝紫は、東アフリカに運ぶことでジャスミンに近い利益を上げられるため、インド-東アフリカ方面の交易に有用なスキル。
ただし、染料を販売する港が少ないので鍛えるのは困難である。
育成はコチン=カリカットの往復がお勧め。
ディブ=ゴアで綿生地を作り、カリカットでインド藍を買い、織物秘伝・紋模様の書(R9)でインド更紗を作れば、同時に縫製も上げられる。

貴金属取引:A

アフリカでの金細工銀細工生産や、金交易に利用できる。
金銀は錬金術のレシピでも使用するため錬金術とはセットで取得する必要がある。
ブーストアイテムは比較的容易に手に入るが、貴金属を販売する港が少ないためスキルを鍛えるのは困難である。
最近のアップデートでブーストアイテムが増えたため、以前よりスキル上げは容易になっている。
また、中南米に産地が増えたことで交易路も広がった。
貴金属に名産品は無いので、高レベルの商人向けである。大型船を手に入れたら挑戦してみよう。

医薬品取引:B

アップデートにより複数の名産品が新たに追加された。
中でも東アフリカで産出することが判明したサイカクは、白檀よりやや小さい利益が予想されており、
インド−東アフリカの交易を強化するために取得してもいいだろう。
竜血は華南における南蛮貿易で有利な取引ができる。
医薬品は錬金術の材料にもなるため合わせて取得するべきスキルその2。

雑貨取引:C

洋書は単価が微妙に高いので、暴落調整に使われることがある。
翻訳家には必須の取引スキル。
医薬品取引の前提条件ではあるが優遇職に転職して取得した方が早いだろう。
洋書は貴重書の材料でもあるが、実際には紙から生産することになるので錬金術では不要。

美術品取引:C

現在交易所で買える美術品には名産品が存在しない。材料は簡単に集まるので工芸で生産した方が良い。
また、宝石取引の前提条件であるが、宝石商に転職して取得した方が速い。

工芸品取引:B→A

ガラス細工は名産品あるため、交易には便利である。また、金細工、銀細工も高値で売れる。
この他に、リマが中枢都市の時のみ販売されるトゥンバガは非常に高額な名産品であり、交易品として注目されている。
序盤は取引スキルを覚えても上げるのに苦労するだろう。南米西岸まで行けるようになってから取得すると良い。
南蛮貿易においてガラス細工は有利な取引ができる品である。また、イベリアで高く売れる狭織と湖筆はどちらも工芸品である。
持ち込み品と持ち出し品の両方で利用できるため、南蛮貿易によって重要度が大きく上がったスキルである。
錬金術ではガラス細工が実験道具の材料になるため合わせて取得するべきスキルその3。

火器取引:C→B

リスボンでは砲弾が売られているが、それだけである。
大半の有用な火器はイスパニアの領地で売られているため、鋳造に特化した商人でなければ生産における重要度は薄い。
ポルトガルの場合、イベリア名産のマスケット銃はサグレスで購入することになる。
非同盟港なので課税はされるが本拠地のすぐ隣なので手軽に利用することができる。
マスケット銃の単価は高いので、スキルを取る場合はブーストアイテムを揃えてから始めよう。
南蛮貿易において長崎の種子島は比較的安定した取引ができる交易品の一つである。
ただし持ち出し品は船の南蛮貿易優遇のオプションスキルや装備品の南蛮貿易交換率増加の方が効果が大きく取引スキルの優先度は低い。
他に取りたいスキルがあれば無理して取得する必要は無いだろう。

武具取引:C

クロスボウなど名産品が存在するが、販売数が少ないのと名産ボーナスがそれほど高くないので、武具中心の交易路は無い。
ダマスクスソードは中南米で高く売れるが、ポルトガルで交易に利用している人は少ないだろう。

取引スキル(生産向き)

重要度の代わりに関連する生産スキルを表記する。

食料品取引(調理・工芸)

調理の必須スキル。食料品のみで作れる料理もあるので、調理の関連スキルの中では最優先に習得するべきだろう。
工芸でも酒類の生産で利用する。特に名産品交易暴落調整を行う時にありがたみがわかるだろう。

家畜取引(調理・縫製・保管)

家畜からは食料品や繊維などの多種の交易品を生産することができる。
このため家畜取引は汎用性が高く、特に羽毛や羊毛を生産する縫製において利用価値が高い。

調味料取引(調理)

調理用のスキルだが、序盤にマディラの砂糖で交易する場合にも使える。
調味料は工芸による生産でも用意できることと、オポルトの塩の販売量がそこそこなので優先度は低いと考える人もいる。
しかし、ジャムや蜂蜜を用いた料理を生産したい場合は習得しておくべきだろう。

工業品取引(工芸・鋳造・保管・言語学・錬金術)

関連スキルを見てわかる通り、非常に多くの生産スキルで利用される。
特に鋳造の高ランク生産や造船素材の生産には必須のスキルである。
また、工業品自体単価の高い物が多いため、近距離交易にも使えるスキルである。

鉱石取引(鋳造・言語学)

鋳造の中盤の修行では必須のスキルである。
鋳造のランクが十分に上がると切ってしまう人もいるが、ヨーロッパから離れた地域での船装備生産や暴落調整では十分に利用価値がある。

酒類取引(調理・工芸)

調理の高ランク生産品や、工芸のシェリー生産に使える。
また、ヨーロッパやカリブの名産品交易にも利用できる。

嗜好品取引(調理・工芸)

調理では低ランクから高ランクまで嗜好品を材料にする生産が存在する。
工芸はワインやシェリーの生産で利用することになる。
カリブや東南アジアに名産品が多く、現地での単価は宝石や織物に比べて安いために交易にも利用可能である。
その際は名産品によるコンボボーナスを意識して複数の交易品を購入すると良いだろう。

織物取引(工芸・縫製)

船装備や造船素材の材料となる麻生地の購入に非常に便利。
特にヨーロッパ内で衣服の材料集めに重要である。
また、名産品交易近距離交易にも利用可能である。

繊維取引(縫製)

縫製の修行には必須のスキルである。
また、生産を伴う織物交易にも欠かせないため、積極的にスキル挙げをする人が多い。
高ランクの衣服には材料に絹糸が必要になることが多いので最後まで使えるスキルである。



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Last-modified: 2017-09-27 (水) 14:49:01 (2403d)