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交易タイプを考察する

このゲームにおける交易タイプは、大きく分けて次の2パターンに分類できる。
これは、交易に対する考え方の違いによって生じる差異であり、投資戦の戦略を左右する要素でもある。
それぞれの交易タイプには明確な長所と短所があり、特に商人はよく理解しておくことをお勧めする。
なお、一方のタイプの商人しかいない国は存在しない。国単位で見る場合の交易タイプは、人数の偏りによるものである。

集中型

効率の特に良い交易を重点的に行うタイプ。領地限定の交易を除いて、どの国のプレイヤーでもだいたい似通ったスタイルに落ち着く。

集中型の長所

  • 単純明快でわかりやすい。
  • 交易路に利用者が集中する。
  • 必要スキルが少ないので、軍人や冒険者も手を出しやすい。
  • 数量的な評価がしやすいので、投資計画を立てやすい。
  • 同じ交易タイプの国同志なら、基本的に人数が多い方が勝つので、人口最大の国が行えば最強になる。

集中型の短所

  • 交易が単純作業になりやすい。
  • 下方修正で壊滅する危険性を孕む。
  • 少人数の勢力は自分達より大きな勢力には絶対に勝てない。
  • PKの妨害に弱い。
  • 交易路の争奪戦が激しい。

分散型

複数の交易路を保持し、状況に応じて交易路を切り替えるタイプ。個々の交易の効率は、必ずしも最高ランクというわけではない。
地域ごと、所属国ごとに特色が出やすい。(例:ポルトガルのインド⇔東アフリカ交易)

分散型の長所

  • 変化に富んだ交易を楽しめる。
  • 良い相場の交易路が大抵は一つ以上あるので、安定した交易活動を行うことが出来る。
  • PKを避けやすい。(情報交換が必須)
  • 特定の交易が下方修正されてもダメージが少ない。

分散型の短所

  • その都度交易計画を練る必要がある。
  • 利用者も複数の交易路に分散する。
  • 相場・PKなどの情報交換が重要なので、完全なソロプレイだと難しい。
  • 必要なスキル・アイテム枠が多くなる。
  • 数量的な評価が難しい。(後述)

分散型交易の致命的な弱点

分散型の交易の最大の弱点は、数量的な評価が難しいという点である。複数の交易の組み合わせであるため、自他共に客観的な評価が困難である。
このため、自分達の交易に対する過小評価・過大評価が生じる可能性が高く、特に投資戦への悪影響が懸念される。

過小評価が蔓延すると…

  • 交易の参加者が減少する。
  • 積極的な投資が減り、投資戦は防戦一方になる。

過大評価が蔓延すると…

  • 投資戦の計画が雑になり、資金の無駄な消耗が増える。
  • 維持・防衛投資がおろそかになる。
  • 交易路拡大にばかり目が行き、既存の交易の強化がおろそかになる。
  • 慢心・奢りにより、友好勢力との関係を軽視しがちになる。

過小・過大両方の評価が蔓延すると…

  • 意見が二極化し、明確な基準が無いままに交易・投資を論ずるので意思決定が遅くなる。
  • スピード勝負となる新港争奪戦で遅れをとる。
  • 予想外の事態に適切な対処ができなくなる。

分散型交易の課題

何よりもまず、自分達の交易を客観的に評価する方法を見つけることである。
自分達の正しい姿を知ることで、無駄の無い交易・投資戦を目指したいものである。

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Last-modified: 2007-01-07 (日) 18:00:50 (6320d)