全体の傾向
良い交易路はあるものの、個々の交易でポルトガルが優位に立つのは難しい。
ポルトガルの長所をどれだけ交易に組み合わせられるか重要になる。
そのためには、交易スキルは生産関連のスキルを含めて、幅広く持つのが理想的である。
リスボン等を利用したアイテムの生産・販売を中心に活動すれば、相場に左右されずに安定した利益をあげられるようになる。
オススメ職業
- 会計士
- 宝石商
- 両替商
- 美術商
- 工芸師
- パティシエ
- アルティザン
- 錬金術師見習
宝石、貴金属、工芸品の取引や、複数の生産スキルが優遇になっている職業が便利である。
ポルトガルが優位に立てるポイント
この地域でポルトガルが有利なのは、地理的条件である。
立地条件が最高の本拠地リスボンと、本拠地との距離が最も近い開拓地ペルナンブコを最大限に活用する必要がある。
リスボンの利用
リスボン活用のポイントは、ショップやバザーによるアイテム・交易品の販売である。
特に、アイテムは通常の交易をしながら運ぶことができる。
このため、ポルトガルのプレイヤーは、アイテム生産と既存の交易を組み合わせることで非常に有利になる。
個々の交易での利益は他の国を上回らなくても、全体で最高の利益を出すことを考えることが重要である。
交易の一部と考えれば、ダイヤモンドやトパーズのような交易品も、十分な利用価値が出てくるだろう。
宝石商や、両替商、アルティザンなどの複数の生産スキルが優遇になっている上級職は、
バザーにおける商品の人気の移り変わりに対応しやすいため便利である。
ペルナンブコの利用
リスボン同様立地条件に優れている。
販売されている交易品は魅力的とは言えないが、南米・西アフリカ方面の交易を組み合わせやすい場所なので積極的に利用したい。
(下図矢印オレンジ・緑)
納品
開拓地のアイテム生産は他の国のプレイヤーでもできるが、納品はその国のプレイヤーしかできない。
国家貢献勲記がもらえるため、積極的に利用しよう。
- 硬化ローズウッド板
現地生産ができるので、短時間で大量の国家貢献勲記を得ることができる。
ただし、ローズウッド板が1枚100kなので、他の交易と組み合わせないと所持金を減らさないようにしたい。
勲記1枚あたりの原価は大投資戦よりずっと安いので、バザールの価格が下がっても利益が出る。
- ジュエルターバン
大量生産はできないが、コストに対してもらえる国家貢献勲記の枚数は多い。
一部の材料を自力で調達すれば、十分利益が出る。
- 降誕節用アルバ
材料調達のために手間とお金のどちらかを犠牲にしなければならないが、もらえる国家貢献勲記の枚数はジュエルターバンの約2倍。
まとまった量の冒険経験値ももらえる。
- ドガリーヌ
降誕節用アルバの3分の1程度の国家貢献勲記しかもらえないが、安全海域内で材料調達が可能。
- 参照:南米開拓最新情報
アイテム生産
納品による国家貢献勲記を除けば、造船素材、家具、船部品などが生産できる。
また、中枢都市限定で改良ゲルンステイスルや改良フルリグドセイルが生産できる。
特に改良ゲルンステイスルは生産しやすく人気も高い。
改良フルリグドセイルも人気ではあるが、一度に生産できる量は改良ゲルンステイスルより少なく、
大成功の回数にも波があるので、他の交易と組み合わせる必要がある。
南米西岸に向かう航路は、パナマ運河経由の航路とウシュアイア方面を経由する航路の二通りである。(下図矢印紫・オレンジ)
このうち、ポルトガルはウシュアイア経由の航路を利用することで、
- 自国開拓地での納品やアイテム生産
- リオデジャネイロの勅命クエスト
- 南米西岸を利用した交易
を一度に行うことができる。
つまり、南米西岸への到達度を上げつつ交易・投資を続けるのに有利な条件がそろっているのである。
リマ納品
国家貢献勲記がもらえるため、積極的に利用しよう。
ペルナンブコと共通の納品物の場合は、貢献度を見て低いほうに納品するとお得。
- 参照:南米開拓最新情報
- 白銀飾甲冑
錬金術による生産もしくは陸地探索で手に入る。どちらも手間がかかるのが難点。
大量の戦闘経験値と国家貢献勲記がもらえるのが魅力である。
- ジュエルターバン
商業度が最も低い場合、リマでもらえる国家貢献勲記はペルナンブコより一枚多い。
- 降誕節用アルバ
ペルナンブコと同様にまとまった量の国家貢献勲記と冒険経験値をもらえる。
中南米・カリブ方面を除けば、狭い地域に港が集まっているような場所は少ない。
その中南米・カリブも、現地付近で利幅の大きい交易品が少ないので、あまり盛んではないようだ。
中距離交易
リオデジャネイロの金・トパーズ、西アフリカの金・ダイヤモンドが利用できる。
金の産地は近くで木材も売られているので、地方海賊への上納品を量産できる。
金はリスボン周辺で自分で売り、宝石はバザーやショップで売ると良い。
また、西アフリカでも生産可能な造船素材がある。
遠距離交易
インドや東南アジア方面に行く場合は、開拓地に寄るよりも直接向かった方が良い。
定期船を利用しても良いが、神秘の香辛料の材料を詰んでいったり、ケープで砂金を買ってインドで降誕節用アルバを生産するのも一つの手である。
スエズ運河を使って移動する場合、スエズがオスマン同盟港になって入れない可能性もある。
連絡線に乗る前に必ず補給を済ませておくこと。
南米西岸に向かう場合は、前述のように南回りが理想的である。ただし、現地の相場と移動時間の兼ね合いでパナマ運河を利用してもいい。
パナマ運河経由の場合は、運河の勅命や、中南米・カリブ方面のアイテム生産も組み合わせたい。
また、南米西岸で生産できる料理もある。相場待ちの時間調整の合間に作るのも良い。
海図