海賊の目を持つ
海賊の目を持つことの意味
繰り返して言うが、このゲームにおいては商船と海賊船は全く異なる性能を持つ。
このため、交易をするだけではPKの行動原理や行動パターンを知ることは出来ない。
PKの立場に立って考えなければ、根本的な対策を見つけることは出来ないのである。
海賊船の行動範囲を知り安全な航路を探る
- 軍艦に乗って行動してみよう。
- 軍艦の行動範囲を知り、PKの出現場所を知れば安全な航路を予測できるだろう。
交易船は若干の機動性能と戦闘能力のほとんどを犠牲にして積載量を増やしている。これに対し、海賊船は戦闘能力と機動性能を重視した構成になっている。そのため、海賊船と商船は行動範囲が全く異なってくる。
海賊船の行動範囲を知る近道としては、海事修行が上げられる。
戦闘用の船に乗っていれば、商船と比べて行動範囲が限られてくることが分かるだろう。戦闘用の船の行動範囲を知り、かつPKの出現情報を集めていけば、自然に安全な航路が分かるようになるだろう。
また、戦列艦に乗れるくらいまでレベルを上げておけば、艦隊を組んでいるだけでソロの海賊が警戒して海域から去ってくれるというおまけもついてくる。(ただし相手のプレイスタイルや情報収集によって事情が異なるので確実ではないことに注意)
参照:商船で始める海事修行
海賊の経済事情を知り通商破壊の芽を摘む
- 高レベル商人とPKは金銭感覚が違う。
- PKにご褒美をあげてはならない。いくら自分の懐が痛まなくてもご褒美をあげたら負けである。
大型商船で交易をするようになると、一度の交易でM単位の利益を得ることが頻繁になってくる。こうなると感覚が麻痺して、500k程度の所持金を取られても大したことではないように思えてしまう。
だが一回の拿捕で500k近い金が入れば、PKにとっては大収穫である。その海域での海賊行為を継続するには十分な動機となる。もちろん、高価な船装備でも同様である。
PKが交易路に何度も遠征してくるようになれば、レベルの低いプレイヤーはその交易を敬遠するようになり、結果として交易路の同盟港を維持できなくなる。
個人レベルでは軽微な損害でも、国レベルでは大きな損害に繋がるため高レベルの商人も初心を忘れずに海賊対策をとらなければならない。
最後に
オンラインゲームである以上、最終的な対戦相手は同じ人間である。
研究熱心なPKが新しい戦法を編み出す可能性は常にあり、防衛策とは常にイタチゴッコとなる。
だが、そのイタチゴッコこそがオンラインゲームの醍醐味なのである。